遅延ツール
ツール名 | ショートネーム | 入力数/タイプ | 出力数/タイプ/名前 |
---|---|---|---|
遅延ツール | DEL |
2ツールボックスイベントストリーム 1クロック信号 |
2 Toolboxイベントストリーム: DEL<i>1、 DEL<i>2 |

DELツールの機能と配線図
任意のI/Oツールボックスイベントストリームを入力1ソースとして選択できます。
任意のI/Oツールボックスイベントストリームを入力2ソースとして選択できます。
このツールは、2つのI/Oツールボックスイベントストリームを供給します。ツールインスタンス<i>の出力は、 DEL<i>1 および DEL<i>2と呼ばれます。

いずれかの入力(In1 および In2)に適用されたイベントストリームは、設定可能な数のクロックティックイベント後に対応する出力(Out1 およびOut2)に複製されます。
ソースはそれぞれ DelayToolSource1 およびDelayToolSource2 により選択されます。
同じ遅延が両チャネルに適用されます。共通の遅延は DelayToolDelayValueにより定義されます。
同じクロックソースが両チャネルに適用されます。クロックソースはDelayToolClockSourceにより定義されます。タイムベースまたはラインツールのイベントストリームにすることができます。
タイムベースを選択すると、時間遅延機能が実装されます。使用可能なタイムベースは次のとおりです。
● | 8NS:125Mhzの高精度定期タイムベースは40ナノ秒 40ナノ秒 から最大 134ミリ秒 まで、8ナノ秒のステップで遅延が可能です。 |
● | 200NS:5Mhzの高精度定期タイムベースは200ナノ秒 40ナノ秒 から最大 3.35秒 まで、200ナノ秒のステップで遅延が可能です。 |
● | 1US:1Mhzの高精度定期タイムベースは1ナノ秒 40ナノ秒 から最大 16.7秒 まで、1マイクロ秒のステップで遅延が可能です。 |
ラインツールイベントストリーム を選択すると、ラインツールがモーションエンコーダデバイスによって供給されるときに位置オフセット機能が実装されます。使用可能なライン入力ツールまたは直交デコーダツールは、遅延クロックソースとして使用できます。遅延範囲は 1 〜 16,777,215 イベントまでです。
遅延ツールは遅延ラインとして動作します。前のイベントがまだ配信されていない間に、新しいイベントを受け入れることができます。遅延ツールはすべてのチャネルに対して、グローバルに最大16の異なるイベントを録音することができます。
DELツールの波形
GenICamリファレンス(インターフェース モジュール)も参照してください。