シミュレーションテストベンチ
CustomLogicには、すべてのCustomLogicインターフェイスを刺激できるシミュレーションテストベンチが付属しています。また、データストリーム、メタデータ、およびMementoイベントインターフェイスからバックエンド側でデータをキャプチャします。結果(キャプチャされたデータ)は、フォルダ内の拡張子が「.dat」のファイルに保存されます。.dat
テストベンチは、スクリプト「create_vivado_project.tcl」で作成されたVivadoプロジェクトに統合されています。シミュレーションを開始するには、コマンド「create_vivado_project.tcl」をVivadoのTclコンソールに入力します。
ファイル「SimulationCtrl_tb.vhd」により、ユーザーはテストベンチを制御できます。このファイルには「SimulationCtrl_tb.vhd」と呼ばれるプロセスが含まれており、次の例のように一連のコマンドを介してテストベンチの一連のアクションを作成できます。
シミュレーション:プロセス 開始 -- チャンネル0でのデータストリームを有効にする EnableDataStream (clk,status,ctrl, 0); -- チャンネル0で5つのフレーム(256x10 Mono8)を要求する FrameRequest (clk,status,ctrl, 0, 5, 256, 10, Mono8); -- チャンネル0でのデータストリームを無効にする DisableDataStream (clk,status,ctrl, 0); -- シミュレーション終了 std.env.finish; end process; Begin -- Enable Data Stream at channel 0 EnableDataStream (clk,status,ctrl, 0); -- Request 5 frames (256x10 Mono8) at channel 0. FrameRequest (clk,status,ctrl, 0, 5, 256, 10, Mono8); -- Disable Data Stream at channel 0 DisableDataStream (clk,status,ctrl, 0); -- End simulation std.env.finish; end process;
使用可能なすべてのコマンドの説明は、フォルダーにあるファイル「SimulationCtrl_tb.vhd」に記載されています。SimulationCtrl_tb.vhd
「オンボードメモリインターフェイス」に関して、テストベンチモデルのストレージサイズは2 MBに制限されています。