画像データのスクランブル解除

DMAエンジンは、 1X_2YEおよび1X_2YM 形状の画像をスクランブル解除する機能を提供します。

1X_2YE 画像のスクランブル

StripeArrangementGeometry_1X_2YEに設定されている場合、ドライバは、次の式を使用し、カメラ(バッファ内の最後の画像ラインの位置など)が出力する二番目のラインの方向を決定します。

BufferBase + (BufferSize + LinePitch - LineWidth) / LinePitch * LinePitch - LinePitch

これは、ラインを完全に受け取るのに十分な大きさの、バッファー内の最後のラインアドレスです。

結果は次のようになります。

バッファが小さすぎると、カメラによって出力された最後のライン(画像の中央部分など)が失われます:アプリケーションはこれを回避する責任があります。
ラインは

BufferBase + n * LinePitch から開始されます。

完全なラインのみが転送されます。(上記の式は、LinePitch0 の場合、代わりに LineWidth が使用されます。同様に、StripeHeight0 の場合、代わりに 1 が使用されます。)
StripeHeight および StripePitch1より大きい値に設定することはできません。

1X_2YM 画像のスクランブル

次の図では、 デバイス で送信されたライン番号とブロック番号は で表示され、 ホスト に受信されたライン番号とブロック番号は で表示されます。

警告StripePitchStripeHeight 、および StripeOffset の値は、 BlockHeight の値の倍数でなければなりません。

2のブロックでラインを配信する1X_2YMカメラ

4のブロックでラインを配信する1X_2YMカメラ

2台のホストに4ブロックでラインを配信する1X_2YMカメラ