画像データのパディング

DMAエンジンは、ラインパディングまたはストライプパディングを追加することによって、バッファ内のデータを別々に編成する機能を提供します。

バージョン6.2以前のドライバでは、DMAエンジンは画像データを2D構造に関係なく、1次元のエンティティとして全体を転送していました。処理された画像データのラインは、宛先バッファで連結されます。

画像バッファパディングモデル

ラインパディング

ラインパディングの制御は、LineWidth と LinePitch 機能で行われます。

When LinePitch > LineWidth, the line padding is enabled: the DMA engine inserts LinePitch - LineWidth bytes of padding at the end of each image line.

LinePitch は 0 に設定し、ラインの後のパディングを無効にできます。

ストライプパディング

ストライプ は、隣接するラインのグループです。高さ1のストライプはラインです。

ストライプパディングの制御は、StripeHeight と StripePitch 機能で行われます。

When StripePitch > StripeHeight, the stripe padding is enabled: the DMA engine inserts StripePitch - StripeHeight lines of padding at the end of each stripe.

StripePitch を0 に設定することで、ラインの後のパディングを無効にできます。