メタデータインターフェース
CoaXPressデバイスによって生成されたCoaXPress画像ヘッダは、メタデータインタフェースにより示されます。CoaXPress画像ヘッダに加えて、メタデータインタフェースはピクセル配置、タイムスタンプなどに関する情報も提供します。

スレーブ側では、Metadataインタフェースはプレフィックスs を提示し、方向入力を持ちます。
マスター側では、プレフィックスを提示し、方向は出力です。
メタデータインタフェースには2つのグループの信号があります。
□ | CoaXPress画像ヘッダーグループ - CoaXPressデバイスによって発行されたCoaXPress長方形画像ヘッダーのコピーを含む信号。 |
□ | CustomLogicグループ - タイムスタンプとデータストリームの特性を知らせる信号。 |
信号 | 幅 | 説明 |
---|---|---|
(m/s)_mdata_StreamId |
N*8 | ユニークストリームID |
(m/s)_mdata_SourceTag |
N*16 |
16ビットのソース画像のインデックス。転送された画像ごとに増分され、0xFFFFで0に戻ります。同じ画像に関連するデータを含む各ストリームによって同じ番号が使用されなければなりません。 |
(m/s)_mdata_Xsize |
N*24 |
画像の幅をピクセル単位で表す24ビット値。 |
(m/s)_mdata_Xoffs |
N*24 |
デバイス全体の画像の左側のピクセルを基準とした、画像のピクセル単位での水平方向のオフセットを表す24ビット値。 |
(m/s)_mdata_Ysize |
N*24 | 画像の高さをピクセル単位で表す24ビット値。ライン走査画像の場合、この値は0に設定されます。 |
(m/s)_mdata_Yoffs |
N*24 |
デバイス全体の画像の上側のピクセルを基準とした、画像のピクセル単位での垂直方向のオフセットを表す24ビット値。 |
(m/s)_mdata_DsizeL |
N*24 |
画像1行あたりのデータワード数を表す24ビット値。 |
(m/s)_mdata_PixelF |
N*16 |
ピクセルフォーマットを表す16ビット値。 |
(m/s)_mdata_TapG |
N*16 |
タップジオメトリを表す16ビット値。 |
(m/s)_mdata_Flags |
N*8 |
画像フラグ。 |
「幅」列の「N」は、CustomLogicバリアントでサポートされるデバイス/カメラの数であるインターフェーススロットの総数を示します。
● | 3602 Coaxlink Octo |
□ | (1-camera、custom-logic) => N = 1; |
● | 3603 Coaxlink Quad CXP-12および3603-4 Coaxlink Quad CXP-12 |
□ | (1-camera、custom-logic) => N = 1; |
□ | (4-camera、custom-logic) => N = 4; |
説明は、CoaXPress標準バージョン2.0からの抜粋です。
信号 | 幅 | 説明 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(m/s)_mdata_Timestamp |
N*32 |
デバイスの読み出し開始イベントのタイムスタンプ。 |
||||||||||||
(m/s)_mdata_PixProcFlgs |
N*8 |
ピクセル処理フラグ:
|
||||||||||||
(m/s)_mdata_Status |
N*32 |
CustomLogicがそのステータスを報告するために使用できる32ビットのベクトル。 |
スレーブ側では、ステータス値は0x00000000です。
「幅」列の「N」は、CustomLogicバリアントでサポートされるデバイス/カメラの数であるインターフェーススロットの総数を示します。
● | 3602 Coaxlink Octo |
□ | (1-camera、custom-logic) => N = 1; |
● | 3603 Coaxlink Quad CXP-12および3603-4 Coaxlink Quad CXP-12 |
□ | (1-camera、custom-logic) => N = 1; |
□ | (4-camera、custom-logic) => N = 4; |

メタデータタイミングチャート
メタデータ信号は、フラグSOF/SOBがアサートされるたびに更新されます。