バッファの構成

BufferペインのSetup buffer queueエリアでは、画像の取り込み中に作成して割り当てるバッファ数を構成できます。このトピックでは、バッファに関する追加情報と、Buffer countフィールドおよびReplay countフィールドの使用方法を説明します。

Buffer countとReplay count

バッファを構成する場合、「バッファ数」と「リプレイ数」を指定する必要があります。

以下の図に示されるとおり、バッファ数とリプレイ数を指定する必要があります。

Buffer countフィールドに、メモリスペースのeGrabber Studioに割り当てる合計バッファの数を指定します。
Replay countフィールドに、(合計バッファ数の内)リプレイキューに予約する必要のあるバッファ数を指定します。

バッファが新しいデータを受信できるように、Buffer count(割り当てたバッファ数)をReplay count(リプレイバッファ)より高く設定してください。

バッファ割り当ては、取得中に以下のように動作します。

1. 画像が取得されると、画像は空のバッファに格納されて、リプレイキューに配置されます。

2. バッファは、新しい画像が挿入されるにつれ、段階的にリプレイキューに配置されます。

3. リプレイキューが一杯になり、新しい画像が入力されようとした場合:
a. この新しい画像は、リプレイキューの内の空のバッファに格納されます。
b. リプレイキュー内の最も古いバッファは、空のバッファに戻されます。
c. 新しい画像を含むバッファは、リプレイキューに移動します。

このようにすることで、空のバッファの数とリプレイキュー内のバッファの数が変わらないようになっています。