OEM安全キーについて
OEM安全キー機能により、アプリケーションは以下のことが可能になります。
● | Coaxlinkカードの不揮発性メモリに「OEM安全キー」をプログラムする。 |
● | プログラミングされたばかりのOEM安全キーの暗号化バージョンを取得する。 |
● | プログラムされたOEM安全キーまたは暗号化されたバージョンに対してキーを確認する。 |

OEM安全キーは、アプリケーション定義の文字列です。Null文字を除くすべての文字を使用できます。文字列の長さは無制限です。

アプリケーションがOEM安全キー値でProgramOemSafetyKey GenApi機能を設定している場合、eGrabberドライバーは、OEM安全キーの暗号化バージョンを計算し、Coaxlinkカードの不揮発性メモリに保管します。
暗号化された値は、ProgramOemSafetyKeyを設定した直後にEncryptedOemSafetyKeyの値を取得することで得られます。
ProgramOemSafetyKeyを設定したアプリケーションプロセスでのみ、暗号化された値を取得することができ、他のGenApi機能が設定されるまでの間のみ可能です。

アプリケーションは、1つのOemSafetyKeyVerification値を選択する必要があります。
CoaxlinkカードのOEM安全キーを検証するために、アプリケーションはCheckOemSafetyKey[selector]機能に「チャレンジ」値を設定します。
[selector] 引数がEncryptedKeyに設定されている場合、チャレンジ文字列が暗号化されたOEM安全キーの文字列と同じであれば、設定されたアクションが正しく終了します。
[selector] 引数がProgrammingKeyに設定されている場合、チャレンジ文字列がプログラムするOEM安全キーの文字列と同じである場合にのみ、設定されたアクションがただsじょぃ終了します。
[selector] 引数がProgrammingKeyOrEncryptedKeyに設定されている場合、チャレンジ文字列が元のOEM安全キー文字列または暗号化されたOEM安全キーの文字列と同じであれば、設定されたアクションが正しく終了します。
EuresysはEncryptedKeyセレクターを使用することをお勧めします。この場合、プログラミングキーがエンドユーザーアプリケーションのどこにでも表示されることがないため、セキュリティレベルが向上します。暗号化キーしかない場合、エンドユーザーが元のプログラミングキーを取得することはできません。
関連トピック ‐ GenApiリファレンス(インターフェースモジュール)