データストリームの統計
ストリーム統計ツールはカード出力地点の画像データストリームを監視し、アプリケーションに平均フレームレート、ラインレート、およびデータレートを提供します。
ストリーム統計のサンプリング方法
StatisticsSamplingSelectorは、平均間隔を判定し、以下のいずれかになります。
● | LastSecondまたはLastTenSeconds: 1または10秒の最終完了時間スロット。 |
● | Last2Buffers、Last10Buffers、Last100Buffers、Last1000Buffers: 最後の2、10、100、または1000個の取得バッファー。 |
● | LastAcquisition: 最後の取得アクティビティ期間。取得アクティビティがまだアクティブである場合は最後のDSStartAcquisition()関数呼び出しから現在までの期間、アクティブでない場合は最後のDSStopAcquisition() 関数呼び出しまでの期間です。 |
● | LastAcquisition: StatisticsStartSamplingとStatisticsStopSamplingコマンドの間の時間間隔。 |
デフォルトのサンプリング方法はLastSecondです。
統計データ
統計データは、以下のいずれかの機能を使用する場合に効果的に計算されます。
● | StatisticsFrameRateはフレーム/秒単位で表現される平均フレームレートを報告します(エリアスキャン)。 |
● | StatisticsLineRateはライン/秒単位で表現される平均ラインレートを報告します(ラインスキャン)。 |
● | StatisticsDataRateはメガバイト/秒単位で表現される平均データレートを報告します。 |
平均化間隔中に充填されるGenTLバッファーの場合、このツールは以下を計数します。
● | 充填されたGenTLバッファーの数と対応するフレーム数(エリアスキャン)またはライン数(ラインスキャン) |
● | 画像データの転送バイト数 |
関連するGenApi機能は、GenTLデータストリームモジュールの[Stream Statics]カテゴリに集約されています。
関連トピック ‐ GenApiリファレンス(データストリームモジュール)