ベクトルの種類と主な特性
ベクトルとは1次元のピクセル配列です(画像のプロファイルまたは輪郭から取得)。
EVectorは全ベクトルの基本クラスです。これには、主に要素カウントおよびシリアライゼーションのための、型が特定されていないすべてのメソッドが含まれています。
C24画像のプロファイル、プロファイルに沿ったRGB値プロット、RGB値配列(EC24Vector)
ベクトルによって各要素の配列が管理されます。メモリの割り当ては透過的に行われますので、ベクトルのサイズは動的に変更されます。関数がベクトルを使用するときは、関数の必要性に合わせてベクトルの種類、サイズ、構造が自動的に調整されます。
ベクトルは極めて簡単に使用できます:
● | 適切なタイプのベクトルを作成する方法: |
□ | コンストラクターを使用し、必要に応じて要素を事前に割り当てます。 |
● | ベクトルへの値の設定方法: |
□ | EVector::Emptyメンバーを呼び出して空にします。 |
□ | EC24Vector::AddElementメンバーを呼び出して1つずつ要素を追加していきます。 |
□ | インデックス化を利用してすべてのようにアクセスできるようにします。 |
● | 読み取りまたは書き込みのためにベクトル要素にアクセスする方法: |
□ | ブラケット演算子EC24Vector::operator[]を使用します。 |
● | 現在の要素数を判定する方法: |
□ | EVector::NumElementsメンバーを使用します。 |
● | ベクトルの描画方法: |
□ | ピクセルベクトルは要素インデックスの関数として要素値をプロットしたものであるため、グラフ表示はベクトルの種類に応じて異なります。ベクトルはウィンドウ内に描画できます。可読性を確保するため、描画は無彩色の背景に行ってください。 |
□ | 描画は、希望のウィンドウに関連付けられたデバイスコンテキスト内で行われます。デフォルトでは曲線は青色、注釈は黒で描画されます。次について定義することができます:graphicContext、graphicContext、graphicContext、graphicContext、graphicContext、graphicContext、graphicContext、graphicContext |
□ | EC24Vectorでは1本ではなく3本の曲線が描画され、それぞれが各色成分に相当します。デフォルトでは、赤、青、 緑のペンが使用されます。 |
ベクトルの種類
● | EBW8Vector:多くの場合、画像プロファイルから抽出される、グレーレベル値のシーケンス (EBW8Vector、 EBW8Vector、EBW8Vector、 EBW8Vector、EBW8Vector ...によって使われます)。 |
EBW8Vectorのグラフ表示(Drawメソッドを参照)
● | EBW32Vector:拡張された範囲(32ビット)を用いたグレーレベル値のシーケンス。主に中間計算に使用されます。 (EBW32Vector、 EBW32Vector、 ...で使われます)。 |
EBW32Vectorのグラフ表示
● | EC24Vector:多くの場合、画像プロファイルから抽出される、カラーピクセル値のシーケンス ( EC24Vector、 EC24Vector、 EC24Vector、 ...によって使われます)。 |
EC24Vectorのグラフ表示
● | EBW8PathVector:画像プロファイルまたは輪郭からピクセル座標とともに抽出されたグレーレベルピクセル値のシーケンス ( EBW8PathVector、 EBW8PathVector、 ...によって使われます)。 |
EBW8PathVectorのグラフ表示(Drawメソッドを参照)
● | EBW16PathVector:画像プロファイルまたは輪郭からピクセル座標とともに抽出されたグレーレベルピクセル値のシーケンス ( EBW16PathVector、 EBW16PathVector、 ...によって使われます)。 |
EBW16PathVectorのグラフ表示(Drawメソッドを参照)
● | EC24PathVector:画像プロファイルまたは輪郭からピクセル座標とともに抽出されたカラー値のシーケンス ( EC24PathVector、 EC24PathVector、 ...によって使われます)。 |
EC24PathVectorのグラフ表示(Drawメソッドを参照)
● | EBWHistogramVector:BW8またはBW16画像に含まれる各ピクセルの頻度のシーケンス ( EBWHistogramVector、 EBWHistogramVector、 EBWHistogramVector、EBWHistogramVector、 ...によって使われます)。 |
EBWHistogramVectorのグラフ表示(Drawメソッドを参照)
● | EPathVector:ピクセル座標のシーケンス。ピクセルは連続していなければなりません ( EPathVector および EPathVectorによって使われます)。 |
EPathVectorのグラフ表示(Drawメソッドを参照)
● | EPeakVector:画像プロファイルで検出されたピーク ( EPeakVectorによって使われます)。 |
● | EColorVector:色の記述 ( EColorVector および EColorVectorによって使われます)。 |