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カニーエッジ検出

コードスニペット

カニーエッジ検出には次のような特徴があります:

  • 優れた検出精度:すべてのエッジを検出できる
  • 位置の特定が正確:画像中の「実際の」エッジにできるだけ近いエッジが検出される
  • レスポンスが最小限:位置ごとに許容されているエッジレスポンスは1つのみで、 閉じた/交差するエッジに対する複数のレスポンスを回避できる

ソース画像とカニーエッジ検出後の結果

EasyImageカニーエッジ検出はグレースケールBW8画像に実行され、ピクセルの値が0255の白黒BW8画像が作成されます。 ソース画像のエッジに相当するピクセルは255に設定され、その他のピクセルは 0 に設定されます。 スケール解析の調整が可能で、サブピクセル補間には対応していません。閾値化後に2値画像が作成されます。

カニーエッジ検出の例

カニーエッジ検出に必要なパラメータは2つのみです:

  • 関心がある特徴の特性スケール:ソース画像の平滑化に使用されるガウシアンフィルタの標準偏差。
  • ヒステリシスを持つ勾配閾値:ソース画像の最大勾配の大きさで、0~1までの比率として表現されます(2つの値)。

カニーエッジ検出のAPIは単一クラス (ECannyEdgeDetector) で、次のメソッドがあります:

  • Apply:画像/ROI にカニーエッジ検出を適用します。
  • GetHighThreshold:エッジと見なされているピクセルの高ヒステリシス閾値を返します。
  • GetLowThreshold:エッジと見なされているピクセルの低ヒステリシス閾値を返します。
  • GetSmoothingScale:関心がある特徴のスケールを返します。
  • GetThresholdingMode:ヒステリシス閾値化のモードを返します。
  • ResetSmoothingScale:ガウシアンフィルタによるソース画像の平滑化を防ぎます。
  • SetHighThreshold:エッジと見なされているピクセルの高ヒステリシス閾値を設定します。
  • SetLowThreshold:エッジと見なされているピクセルの低ヒステリシス閾値を設定します。
  • SetSmoothingScale:関心がある特徴のスケールを設定します。
  • SetThresholdingMode:ヒステリシス閾値化モードを設定します。

結果画像は入力画像と同じ寸法でなければなりません。

どのAPIを表示しますか?

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