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べイヤー変換

コードスニペット

べイヤーパターンとは、1個のセンサーから色情報を取り込むためのカラー画像のエンコードフォーマットです。
特別なレイアウトを持つカラーフィルタがセンサーの前に配置され、ピクセルは赤色、緑色または青色の光のみを受光するようになります。
べイヤーパターンでエンコードされた画像はグレーレベル画像と同じフォーマットとなりますが、伝達される情報量は3分の1になります。また、水平 / 垂直解像度もトゥルーカラー画像より低くなります。

BayerPattern TrueColorPattern

べイヤーフォーマットとトゥルーカラーフォーマット

注記: 通常、べイヤーパターンは左上の角にあるGB/RGブロックから開始します。画像がクロップされている場合、このパリティルールが適用されないこともありますが、Open eVision ROIで作業をする際にはパリティの調整は不要です。

べイヤー変換メソッドEasyColor::.BayerToC24は、べイヤーパターンを用いて取り込まれてグレーレベル画像として保存された画像をトゥルーカラー画像に変換します。欠落したピクセルを再構築する方法には3とおりあります。補間を行うと処理が複雑になり、変換速度が遅くなります。それでも補間を使用することは強く推奨されます。

  • 非補間モード:現在のピクセルの上および/または左に最近傍ピクセルを複製します。
  • 標準補間モード:対象となる近傍ピクセルを平均化します。
  • 改良補間モード(推奨):未知の成分値を補間します。このモードでは、目に見えるアーティファクトがオブジェクトのエッジに沿って除去されます。

補間なし(一番上)、標準(左)、改良補間メソッド(右)の変換後の画像

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