3Dビューア
E3DViewerクラスを使用すると、インタラクティブな3Dディスプレイを簡単に作成できます。ビューアはポイントクラウド、メッシュ、ZMapを表示します。
E3DViewerは、既存のウィンドウの子として、または親なしで作成できます。その最後のケースでは、新しいウィンドウが作成されます。
E3DViewerはOpenGLインターフェイスを使用しているため、互換性のあるディスプレイデバイスが必要です。
表示させるために有効な3Dジオメトリを使用してConfigureRenderSource()メソッドを呼び出します。各呼び出し時に、現在の表示オブジェクトは、ConfigureRenderSource()によって置き換えられます。
サポートされているクラスは以下になります。
□ | EPointCloud |
□ | EMesh |
□ | EZMap8、EZMap16 および EZMap32f。 |
ConfigureRenderSource()で新しいレンダーソースを設定すると、ビューポイントは自動的にオブジェクト全体を表示するようになります。
E3DViewer:ポイントクラウド表示(左)と3Dオブジェクト表示(右)
ジオメトリを偽色で表示するには:
□ | 頂点の位置からRGBカラーを計算するメソッドGenerateColors()を使用します。 |
□ | 事前定義されたさまざまなカラーランプをサポートしています。 |
□ | カスタムカラーを利用するにはSetColors()メソッドを使用します(1つのEC24エントリは各レンダリング元の頂点に対して要求されます)。 |
SetPointSize()、SetWireframeMode()およびSetRenderDecimationLevel()メソッドを使用して、レンダリング属性を調整します。
E3DViewer:ワイヤフレームイネーブル(左)とHueFromZカラーランプ(右)
3Dナビゲーションウィンドウでは、次のようにマウスを使用します。
□ | 画像を水平方向と垂直方向に回転させるには、左ボタンを押します。 |
□ | 右ボタンを押すと、イメージが水平および垂直に変換されます。 |
□ | ホイールを使用してズームイン/ズームアウトします。 |
さらに、次のキーを使用します。
□ | Rキーを押すと、ビューアーがリセットされます。 |
□ | Wキーを押すと、三角形のエッジを表示または非表示にできます(ワイヤフレームモード)。 |
□ | +と–を押すと、ポイントサイズが増減されます。 |
ビューポイントをプログラマチックに変更するには、SetViewTarget()、SetViewingAngle()およびSetViewDistance()メソッドを使用します。
3D表示の自動回転を管理するには、SetAutoRotate()およびStopAutoRotate()メソッドを使用します。